受託研究
企業等からの委託を受けて機構の教員が業務として行う研究です。研究で得た成果は委託者に報告をします。
ご負担いただく経費
- 直接経費
受託研究を行うために必要となる消耗品、旅費、謝金等の直接的な経費 - 間接経費
受託研究の遂行に関連して必要となる間接的な経費です。直接経費の相当額を別途ご負担いただきます。
手続きの流れ
- 申請
受託研究申請書にて申し込みいただいた内容を確認のうえ、受け入れの可否を決定します。契約内容に特段のご希望等がある場合は、事前に打ち合わせをさせていただくことがございます。 - 受け入れ決定・受託研究契約の締結
受け入れ決定がなされたものは、受託研究契約の手続きを行います。契約締結後、研究を開始いただきます。
研究成果の取扱い
研究成果については、委託した企業等に報告します。
受託研究の結果生じた発明については、原則として機構に帰属することとなります。特許の実施等については、委託者のご要望を踏まえて個別に対応させていただきます。
参考
※共同研究契約は、個別に関し対応が必要となります。 契約の雛形を準備いたしますが、必ず契約内容を個別の内容に合わせて活用してください。
受託研究員
企業等からの現職の技術者及び研究者を受け入れ、研究の指導を受けていただく機会を提供し、その能力の向上を図る制度です。
受入資格
現在、企業等において技術者又は研究者としての職務に従事していること。
学校教育法(昭和22年法律第26号)第102条本文で定める大学院に入学することができる者、又は機構がこれに準ずる学力を有すると認めた者
研究期間
受入決定日から1年以内
ただし、機構が研究期間の延長が必要と認める場合は延長可能
ご負担いただく研究費
受託研究員等規程のとおり
契約手続き
受託研究員等の申し込みは,委託者が研究開始の1か月前までに所定の受託研究員等申請書に推薦書及び履歴書を添えて,各機関(国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所)の長に提出します。
申し込み後,委託者に受託研究員の受入れを許可した旨の通知をします。
受託研究員等は,研究料を本機構長の発行する請求書により納入願います。
研究成果の取扱い
発明が生じた場合は,その発明に対する貢献度に応じ,機構又は指導職員と受託研究員との共有,若しくは受託研究員に帰属することとなります。
問い合わせ等
自然科学研究機構 事務局研究協力課研究支援係(産学連携事務担当)
E-mail:nins-sangaku★nins.jp(★を@に変更してください)